一般社団法人 日本内視鏡外科学会

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環境問題に関する研究助成

最終更新日:2025年12月16日NEW

持続可能な社会を実現するために、医療業界も環境負荷軽減に取り組んでいく必要があります。日本内視鏡外科学会では、環境や社会への責任を果たしていくために、温室効果ガス(greenhouse gas)を削減し、カーボンニュートラルな社会実現に向けて取り組んでいます。

医療業界のCO2排出量の約60%が手術室(器具の消毒等)から出ていると言われており、海外では脱炭素への取り組みが積極的に行われています。
本学会では、温室効果ガス(greenhouse gas)やカーボンニュートラルなどの環境問題に対する医療機関の取り組みへの研究に対して研究助成を実施しております。

【研究助成概要】
研究対象 :greenhouse gasやcarbon neutralなどの環境問題に対する医療機関の取り組み
研究助成金:1件あたり100万円
採択件数 :2件
応募資格 :日本内視鏡外科学会 会員
審査員  :本学会の将来構想委員会、環境問題に関するワーキンググループ、総会 会長

*過去に本研究の助成を受けた方は、対象外とします。
*過去に採択されなかった課題は、対象外とします。
*助成対象者は、採択年の本学会総会において研究課題の概要を発表するとともに、翌年度の総会において最終成果を発表し、その内容を論文化するものとします。
*研究成果は、本学会の英文誌 Asian Journal of Endoscopic Surgery へ投稿するものとします。

応募が開始されましたら、応募期間および申請書を本学会ホームページの「重要なお知らせ」にて別途掲載いたします。申請書の見本は、こちらをご覧ください。

2026年度研究課題


平塚孝宏 先生:

光マイクロバブルを活用した新しい内視鏡外科手術器具洗浄法の開発とGreen ORの推進

大分大学 医学部 総合外科・地域連携学講座

藤田尚紀 先生:

術中マイクロプラスチック曝露と尿中排泄動態の各術式における比較解析

弘前大学 大学院医学研究科 むつ下北地域 医療学講座(泌尿器科)

2025年度研究課題


岩井拓磨 先生:

再利用可能なエネルギーデバイスを用いた「Laparoscopic-Assisted Colectomy using BiSect and BiClamp; Bi-LAC」技術の環境負荷と医療コスト軽減效果の検証

日本医科大学消化器外科

佐藤啓太 先生:

GREEN SURGERY PROJECT 手術室から始める行動変容パッケージを構築する

伊勢赤十字病院外科

2023年度研究課題


明石義正 先生:

外科手術に伴う温室効果ガス(greenhouse gas: GHG)排出量の現状調査、並びに鏡視下・ロボット支援下手術におけるGHG排出量の直視化手術との比較対照研究

筑波大学医学医療系消化器外科

石沢武彰 先生:

手術アプローチや絹糸の応用が環境負荷低減に寄与する可能性の検討

大阪公立大学大学院医学研究科肝胆膵外科学

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