一般社団法人 日本内視鏡外科学会

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重要なお知らせ

環境問題に関する研究募集のお知らせ

最終更新日:2025年10月6日

2025年10月吉日

会員各位

日本内視鏡外科学会 将来構想委員会
環境問題に関するワーキンググループ委員長 羽渕 友則

本年度も、環境問題に関する研究を対象とする研究助成を実施いたします。
その背景について以下のとおりご説明いたします。

持続可能な社会を実現するために、医療業界も環境負荷軽減に取り組んでいく必要があります。日本内視鏡外科学会では、環境や社会への責任を果たしていくために、温室効果ガス(greenhouse gas)を削減し、カーボンニュートラルな社会実現に向けて取り組んでいます。

医療業界のCO2排出量の約60%が手術室(器具の消毒等)から出ていると言われており、海外では脱炭素への取り組みが積極的に行われています。
本学会では、2025年度に続いて、2026年度も環境問題に関する研究助成を実施することとなりました。温室効果ガス(greenhouse gas)やカーボンニュートラルなどの環境問題に対する医療機関の取り組みへの研究に対して下記の通り研究助成を行います。

会員の皆様からの多数のご応募をお待ちしております。

 

【研究助成概要】
研究対象 :greenhouse gasやcarbon neutralなどの環境問題に対する医療機関の取り組み
研究助成金:1件あたり100万円
採択件数 :2件
応募資格 :日本内視鏡外科学会 会員
応募締切 :2025年10月31日(金)
審査   :本学会の将来構想委員会、環境問題に関するワーキンググループ、
        2026年ならびに2027年の総会 会長によって審査されます。


*2025年12月頃に採択結果をお知らせいたします。
*過去に本研究の助成を受けた方は、対象外となります。
*過去に採択されなかった課題は、対象外となります。
*研究成果あるいは進捗を2026年9月の学術総会で発表、2027年12月の学術集会で最終成果を発表し論文化すること。
*研究成果は、本学会の英文誌Asian Journal of Endoscopic Surgeryへ投稿すること。

応募書類はこちらよりダウンロードしていただき、メールに添付してご応募ください。

送付先:日本内視鏡外科学会 事務局 E-mail:info-jses@convention.co.jp

 

【過去の採択研究課題】
2023年度
1)外科手術に伴う温室効果ガス(greenhouse gas: GHG)排出量の現状調査、並びに鏡視下・ロボット支援下手術におけるGHG排出量の直視化手術との比較対照研究
筑波大学 医学医療系 消化器外科
明石義正 先生

2)手術アプローチや絹糸の応用が環境負荷低減に寄与する可能性の検討
大阪公立大学 大学院医学研究科 肝胆膵外科学
石沢武彰 先生

2025年度
1)再利用可能なエネルギーデバイスを用いた「Laparoscopic-Assisted Colectomy using BiSect and BiClamp; Bi-LAC」技術の環境負荷と医療コスト軽減效果の検証
日本医科大学 消化器外科
岩井拓磨 先生

2)GREEN SURGERY PROJECT 手術室から始める行動変容パッケージを構築する
伊勢赤十字病院 外科
佐藤啓太 先生

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